英語学習におすすめな映画と活用法
英語に触れる一番簡単な方法は「映画を観る」ことだと思います。
ネイティブの英語を日常会話レベルで聞くことができるのです。
時代毎に日々使う言い回しや、フレーズを知ることもできるし、メリットは無限大です。
「会話の流れ」や「使い方」を学ぶこともできます。
同じようなフレーズや言い方なども、使う場によって異なることを、演技から読み取れるようになります。
世界には様々なアクセントで英語を話す人たちがいます。
完璧とは程遠い英語を「コミュニケーション」の道具として使っているのを知ることは励ましにもなると思います。
例えば「ターミナル」という映画があります。
主演はトム・ハンクスで、某ヨーロッパの国(架空の国)からニューヨークにやってきます。
ニューヨークに到着すると、母国が紛争で消滅したことを知ります。
もちろんパスポートは無効になり、彼は空港のターミナルから動けなくなり、そこで生活する羽目になるのです。
英語が話せなかった主人公が、空港内で生きていくために少しずつ英単語を学び、使い始める様子は、英語初心者の方にも励ましになると思います。
発音も文法も完璧ではないけれど、「伝わる」英語であり、コミュニケーションの道具として使えるようになっていく主人公を応援したくなります。
映画自体、感動する良い映画だと思います。
「ハリー・ポッター」も英語を学び始めた人や、イギリス英語を習得したい人には良い映画だと思います。
シンプルな英語をわかりやすいフレーズで使っているので、わかりやすいです。
作品内のいくつかのフレーズを選んで、登場人物になりきって「シャドウ」(動きや話し方を影のように真似る)することで、イギリス英語の言い回しや発音を自分のものにしていきましょう。
また、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』はハリー・ポッターで登場する先生たちが若い頃の時代設定で、アメリカの魔法使いたちが登場します。
明らかにアメリカ英語なので、イギリス英語との違いを聞き取るのも楽しいのではないでしょうか?
もう一つトム・ハンクスの映画で『フォレスト・ガンプ /一期一会』も主人公の英語
がとてもわかりやすく、簡単な英語なので聞き取りやすいでしょう。
ディズニーの子供向け映画も比較的わかりやすい英語ですので利用しましょう。
毎年たくさんの映画が発表されるので、どれを観ようかと迷うかもしれませんが、基本、自分の好きな映画、興味のある映画が一番いいように思います。法律系、医療系、犯罪アクション系は専門用語も多くて聞き取りにくいこともあるかと思います。それらは趣味の映画としてリラックスして観てください(笑)
学びに繋がる映画を2〜3作選んで、使ってみたいフレーズやセリフをいくつか書き出して、登場人物になりきって、身振り手振りも加えて何度か練習してみます。
映画全部を覚えるのは難しいですが、決め台詞などを自分のものにして、映画を観ると他の言葉も聞き取りやすくなっているのに気づくのではないでしょうか?
ちなみに私の大好きな映画のセリフの一つは
『ショーシャンクの空に』の中で、アンディーが書いたレッドへの手紙の一部です。
“Remember, Red. Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies. “
「レッド、希望は良いものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない。」
この言葉を何度も何度も繰り返し、自分がアンディーであるかのように話せるようになったのを覚えています。フレーズの一部「no good thing ever dies」だけをいろんな場面や会話で使うこともあります。
『恋人たちの予感(When Harry met Sally)』では
“When you realize you want to spend the rest of your life with somebody, you want the rest of your life to start as soon as possible.”
「 誰かと残りの人生を過ごしたいと気づいたら、できる限り早くその残りの人生を始めるんだ。」
ただただ、なるほどと思って自分で言えるようにしました。
『プラダを着た悪魔』の中の
“I’m just one stomach flu away from my goal weight.”
「あと1回胃腸風邪にかかれば目標体重に到達するわ。」
これは、ダイエットの言い訳に使えるなと思って覚えました(笑)
このように、自分の好きなセリフを登場人物になりきって使えるようにするのも映画をみる楽しみの一つになると思います!
身近な映画で使える英語にしていきましょう!
Happy viewing!
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